3種類ある日本の廃車パターン

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日本の廃車パターンは3種類あります。永久抹消登録、一時抹消登録、輸出抹消登録で、いずれも普通自動車であれば運輸支局で、軽自動車であれば軽自動車検査協会で手続きします。永久抹消登録は車の解体が完了してから15日以内に手続きを行います。自分で手続きをする際は期限に間に合うように気をつける必要があります。いったん永久抹消登録をすると、解体しているわけですから当然ながら二度と車を使用することは不可能になります。交通事故などで修理不可能にまで大破してしまった車や、自然災害などで流出してしまうなどの被害に遭った場合などは、あきらめもつきますから永久抹消登録にためらうことはありません。しかし初めて購入した車など個人的に思い入れが深い車などは解体してしまうと二度とかつての姿を見ることはできません。特に歴史に残るような名車と言われる一部の車種については永久抹消登録する際には周りに相談するなど慎重に対応することが大切です。

長期海外赴任時などに便利な一時抹消登録

海外赴任や長期入院などで一定期間車に乗ることがない状況になった場合、愛車を売却する手もありますが、そのまま保管するのであれば廃車手続きのひとつである一時抹消登録をすることができます。この手続きを完了しない限り自動車税の支払いを免れることはできません。また永久抹消とは異なり車を解体する必要はありませんから、再度申請手続きをおこなえば再び公道を走行することができるようになります。一時抹消登録では重量税の還付は受けることができませんが、自賠責保険の還付金は受けることができます。一般的に一時抹消登録する理由は、一定期間後に再度運転するという場合が多いですが、この手続きを中古車新規登録といい、所定の手続きが必要になります。自動車保管場所証明書の申請、所定の中古車新規登録申請書、定期点検整備記録簿などの書類が必要になりますから車に関する資料はしっかり保管しておくことが肝要です。

車の輸出時は輸出抹消登録手続きが必要

自動車を輸出したい場合は輸出抹消登録という廃車手続きが必要です。輸出した先では再び車として再利用するケースがあるので一種の一時抹消登録的な措置ともいえます。ビジネスで輸出するわけではなく、例えば海外の赴任先で自分が運転するためにマイカーを海外に運びたいというケースでも、船積みの予定がある自動車は一部を除いて輸出抹消登録が必要です。申請が受理されたら運輸支局などが発行する輸出抹消仮登録証明書の交付を受けられますので、これを税関に提示して輸出許可申請を行います。国土交通省は税関に対してすべての対象車について法的な照会をおこない、輸出の事実と正当性が確認されたら正式の輸出抹消登録がおこなわれ、輸出が可能になります。密輸などの犯罪防止などの観点からかなり厳格な手続きが必要になりますので、それなりの日数がかかります。万一有効期限が切れてしまったら、車の所有者は15日以内に輸出抹消仮登録申請書を国に返納する義務が生じます。こうなるとすべての作業が水泡に帰するので、自力でやるのが不安であれば専門業者に委託するのが確実です。

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